製品情報

丸和油脂株式会社

誰もができるBCP対策実施の実現へ

同社の要望

丸和油脂株式会社
(PDF:1.6MB)
丸和油脂株式会社

  • 上層部よりデータ運用に関してBCPを検討する必要があった
  • 災害時の復旧体制なども現実的であること
  • 日々の管理が苦にならないこと
  • 復旧時の操作が簡単なこと

 以前から丸和油脂上層部よりデータ運用に関してもBCPを検討するようにという要望が挙がっており、災害時の復旧体制なども含めて検討をする必要がありました。全国に拠点があるというメリットを活かして、遠隔地にストレージを設置してバックアップを取るということも考えましたが、そもそもサーバーを設置することを前提に作られたオフィスではないということ、現地に技術者がいるわけではないといった背景を考えると、あまり現実的な選択肢ではありませんでした。
 そんな状況の中、用心坊というソリューションを知り導入の検討が始まりました。
 事前に使用することになるデーターセンターなども見学させていただくことで、これならほぼ間違いなくデータを保全できるとの結論に達し、導入が決まりました。

導入前の課題

バックアップテープのみでは不安

日々の運用方法も大切な判断要素

同社用心坊概略図
同社用心坊概略図

 丸和油脂では社内の基幹システムおよびメールやグループウェアのサーバー類を合わせて、合計20台近くのサーバーが稼働しています。
 これまではLTO2ドライブに16連のオートローダーを組み合わせたものを合計2台使用して、夜間にバックアップソフトで自動バックアップを行っていました。
 この構成でも運用上の問題が発生したことはありませんでしたが、バックアップ状況を毎日管理しなければいけないことや、復旧時の操作の煩雑さ、なによりもバックアップテープ自体が何らかの原因で破損または喪失してしまうと復旧出来ないという課題がありました。
 また、テープドライブという特性上ハードウェアの故障といった問題も避けては通れず、最低でも年に一回は機器をメンテナンスする必要がありました。

テープバックアップと用心坊

情報システム室の森泉室長と松原係長
情報システム室: 森泉室長・松原係長

 現在では既存のテープドライブによるバックアップと併用して用心坊によるバックアップも行っています。
 用心坊の場合、仮に回線の異常などで適切なバックアップが取れなかった場合でも、担当エンジニアより随時連絡をいただくことで、いままでのようなシビアなログ管理からも開放されました。なによりシステムのイメージをまるごと保存しているため、事故発生時の復旧がテープドライブと比較してもかなり早く簡単なこともひとつの魅力です。
 また、トラブル時にはいままで使っていたものと同一のハードウェア構成が組めない場合も多いかと思います が、多少の構成変更なら復旧が可能というのも利点です。
 災害などは、もちろん起こらないことが一番ですが、地震の多い日本でシステムを運用をする以上避けては通れない課題です。いままでは「とりあえずテープにバックアップ」という感覚がありましたが、重大なインシデント発生時にどう対処するかということを深く考えるきっかけにもなりました。簡易的なバックアップなどはいざという時に役に立たないことは、トラブルを経験したことのあるエンジニアにしか理解出来ないことが多く、大きな問題が発生してから初めて真剣に考る会社が多いのも事実だと思います。とりあえずのバックアップをやめて第三者に運用をまかせるというのも、これからのディザスタリカバリの考え方の一つとしていいのではないでしょうか。

センター見学で安心

 『用心坊』で利用されるバックアップデータの保管場所についても、大切なチェック項目にあがります。事前に利用することになるデータセンターの見学をすることにより、自分達の目で確認できたことの安心感は大きく、導入の大きなきっかけとなりました。

オンラインバックアップという名の保険

 導入時におけるコストを考えた場合、月額約7万円と価格の上では高額に見えますが、本システムは約30台分のPCデータ、それを集中管理するサーバのオンラインバックアップとなるので、一台当たり約2,300-円/月の投資となります。それによってすべての要望が構築できるのであれば、費用対効果の高い投資と考えることができます。そして何より、万が一の時にいつでも簡単に復旧ができ、業務を継続させることができるという「安心」は、同社にとっての一番の導入効果となりました。

 同社は高い技術力により生み出された地球にやさしい製品を、より多くのお客様へ提供するとともに、さらなるお客様からの信頼獲得のため、ITを活用した業務の裏舞台をこれからも『用心坊』が支えていきます。

本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は掲載当時のものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があることをご了承ください。
事例は特定のお客様での事例であり、全てのお客様にて同様の効果を実現することが可能なわけではありません。会社名、製品名およびサービス名は各社の商標です。